HOME>こだわりの珈琲の話

ご家庭で珈琲を淹てて飲むことが普及しておりますが、
「どうもうまく淹たない」というお声をしばしば耳にすることがあります。

では、どのようにすればご家庭でも、風味豊かな珈琲を味わうことが出来るのでしょうか?

1.良い豆を選ぶ。

まず第一にいえますことは、とにもかくにも良い豆を選ぶことです。自家焙煎の店とは良質の原材料を見分ける確かな目をもっている店のことです。

私共珈琲館では、まずクリーニング(豆に付着している塵やほこりを取り除く)という作業から始まり、次に焙煎前に悪い豆(クエーカーズ:発酵豆、未成熟豆、死豆、黒豆等など)を丁寧に選り分けるという厳しい作業をすることになります。

その後はじめて適切な焙煎技術、正しい抽出方法といった珈琲にかんする高度な知識を駆使し、これらすべてがバランス良く進行するように気を配っております。

ところで大量生産・営利目的とする大手メーカーとの大きな違いは、自家焙煎の店ではなによりも味の良さを追及することを目的としております。

芳醇な珈琲を創ろうとする情熱は、生豆の段階ですでに、良質の豆に向けられることに始まります。生豆の段階で手抜きされ、クエーカーズの混ざった豆をいくら上手に焙煎し、淹てても、風味のある珈琲は決して望めませんし、また、ひと釜ごとにきめ細やかな愛情にも似た焙煎の仕方をしなければこれまた、おいしい珈琲は味わえないでしょう。
芳醇な珈琲を抽出するためには、
上に述べましたような厳しい確かさ、
しなかやな情熱と愛情とが必要でありましょう。

とりもなおさず、珈琲豆自身が自らの味を思う存分、
抽出されることを待ち望んでいるのですから。

2.ネルに尽きる

珈琲館は30年以上、ネル・ドリップをかたくなに守ってまいりました。
なぜならネル・ドリップは、味の広がりの点で無間のヴァリエーションが可能でありますし、ほかの抽出方法とは違って、ネル・ドリップとの緊張関係を守ることによって、つまり珈琲と会話しながら、コクのある味を整えることができます。
しかも、これは科学的にも理に適っております。

美味しい珈琲の淹れ方